持ち家と賃貸ではどちらが得なのか?

よく議論される事なのですが、持ち家と賃貸ではどちらが得なのでしょうか?私は、家って損か得かで買うか借りるかを選ぶものじゃ無いんじゃないかなと思います。

例えば、私の実家は一戸建てでしたが、ローンを支払い終えた後、家に残ったのは年老いた両親夫婦と祖母だけで、私達兄弟は皆独立して家を出ています。

結果、3人で住むには大きすぎる家がボロボロの状態で残り、掃除もリフォームもままならない状態が今の状態です。また、家屋は祖母名義の土地に建っていて、家自体は父の名義です。

父は長男ですが姉と妹がおり、当然土地を相続する権利を有していますから、下手をすると相続でゴチャつくようなリスクもあるかも知れません。

時々「家を買えば子供に残してやれる」なんて言って買う人がいるのですが、そもそもその当人が家を出ていたりするので、どうして「子供は子供で都会に出ていくかも…」という選択肢が見えないのかなと思う時があります。

はっきり言って田舎から都会に出て行った若者にとって、築数十年経過した田舎のボロ家なんて、魅力はありませんし、売ろうと思っても立地が悪くて売れず、固定資産税を払い続けるだけの厄介者になる可能性もあります。

その証拠に現在日本中で放置された空き家問題がはびこっています。昔の家と違って今の家は代々住むなんて事を想定していませんから、築30年も40年も経った家なんて、ボロボロだし設備は時代遅れだし、そもそもダサくて若い人にはかっこ悪いわけですよ。

活用法の無い不動産を相続せざるを得なかった人の中には「自治体や国に寄付出来ないだろうか?」と考える人もいますが、好立地で金になる不動産なら話は別ですが、持ち主が活用できないような低価値の不動産など国や自治体もいりません。

放っておけば固定資産税を生み出すのに、わざわざ譲渡・寄付してもらって収入源を減らすような真似をするわけが無いという事です。

大体家を建てる時には家族の数がピークの時に建てる場合が多いですが、はっきり言って子供は自立して出て行きますから、そういう事を計算に入れた上で家を買う決断をしないとダメです。つまり、株式投資と同じで家を買う時も「出口戦略」が大切って事です。

買う前からすでに「手放す時の事」を考えているかどうか、これは大きなポイントです。

子供が育ち盛りの時は大きな家、子供が自立したら小さな家、自分の死後には元に持ち主に返すだけで子孫が永遠に固定資産税を支払う事も無い。そういう計画は賃貸の方が実現しやすいですね。

当然長く住めば住むほど賃貸暮らしの方がコストは多くなりがちですが、例えば先日問題になった旭化成建材が杭打ちをしたマンションのデータ改竄・傾き・欠陥住宅などが発覚した時に、賃貸なら「よそに移って、はいさようなら」で終わりですが、購入したのであれば下手すれば長い年月の訴訟なんかにも発展する可能性もあります。

目先の損得勘定ではなくって、自分が実現したいライフスタイル、自分たち家族の将来のライフスタイルを見据えて、柔軟に対応できる選択肢を選んで行く事が今の時代には合っているのではないか?というのが私の意見です。

そうは言っても家賃をコツコツ支払っていても「自分の物にならない」というのは、なんだか虚しい…と感じる人もいるかも知れません。しかし、「なぜ、自分の物にしないといけないのか?」と考えてみると、それほど合理的な理由が見当たらないという人もいるはずです。

「自分の気に入った土地に、自分でデザインした家を建てて、そこに家族で住むのが夢だったんだ!」

はい、とっても結構な事だと思います。ぜひ慎重に業者を選んで家を建ててください。

「自分は元々不動産関係の仕事をしているし、この街は将来人口がかなり増える見込みが高い。土地が値上がりしたら売却も視野に入れて、駅近のマンションを今の内に買っておこう」

はい、とっても良い決断だと思います。ぜひ慎重に業者を選んでマンションを購入してください。

「家賃が勿体無いから家を買おう」

はい、本当にそれで良いのでしょうか?あなたが良いなら私は構いませんが、夢も知識も計画も無いのなら感心しませんね。それに大家を儲けさせるのか、銀行と建築業者を儲けさせるのか、結局は自分の支出は誰かの収入です。

私の考えは、例えば毎月の家賃は株式投資によって「上場企業」に「配当」という形で出してもらいます。家賃を支払うために自分が働くのではなく、他人に家賃を支払ってもらうわけです。

そして、自分は賃貸に住み、古くなったら新しい物件に引っ越し、またそこが古くなったり汚くなったら別の新しい物件に引っ越し、常に綺麗で新しくて最新の設備の整った家に住む。欠陥や近所トラブルが起きれば即退出して次の物件に移るだけ。

家族が増えれば広い家に住み、家族が減れば小さな家に住む。そういうライフスタイルって良いと思いませんか?もし、あなたが私の株式投資スキルを学びたいと思ったら、 株で勝つ方法を読んでみて下さい。きっとあなたの役に立つと思います。

不動産投資するより、不動産で儲けてる会社の株を買った方が早い話

お金持ちの人が書いた本を読んで、よし!自分もお金持ちになるぞ!と考える人は多いですが、 本に書かれた内容をちゃんと正しく理解できている人は意外と少ないのかも知れません。

とあるインターネット上のコミュニティでは「金持ち父さんの本に、まず自分への支払いを優先させろ」と書いてあったので、 給料日にはまっさきに自分にご褒美を与えています。と言っている人がいました。

しかし、あの本の言っている「自分への支払い」と言うのは「普段頑張っている自分への、ちょっとしたご褒美」では無く、 「自分が将来収入を増やす為のスキルアップにつながる教育プログラム」や「収益を生み出す投資」に優先的に金を払えと言う事です。

また、投資イコール株やFXでのトレードだと思っている人が多いですが、株やFXのトレードだけで金持ちになった人はほんのひと握りです。 世界中の金持ちの人をよく観察してみると、株やFXのトレードはしていないけど、不動産を持っているお金持ちは沢山います。

と、言うか殆どの金持ちは不動産かビジネスのいずれか、又は両方で儲けています。

でも、日本の普通の家庭に生まれて、普通にサラリーマンをしているような人に「不動産投資」と言ってもピンと来ないのが当たり前ですよね。

アメリカのマクドナルド創始者レイ・クロックが学生たちに「私の本業は何だと思うかね」と訪ね、 「あなたがハンバーガーを売っている事は皆知っていますよ」と答えた学生に向かって「違う、私の本業は不動産業だ」と話したエピソードは有名です。

マクドナルドはハンバーガーを売っているように見えますが、山奥や人里離れた場所には店舗を設けません。 たくさん腹の減った人のいる場所、つまりは「ハンバーガーが確実に売れるであろう不動産」を見つける事がマクドナルド創始者レイ・クロックの本業だと言う事です。

日本のコンビニエンスストアも、一部の例外的な店舗を除くと、基本的には交差点の角地にしか店舗を設置していません。 これも先ほどのマクドナルドの話に通ずるものがあるように思います。

考えてみれば当たり前の話なのですが、人間は水や空気・それに食べ物が無ければ生きてはいけませんが、 地面がなければそのどれもが存在出来ないと考えれば、不動産の偉大さに気づけますよね。

さて、お金持ちの人の書いた本を読むと、金持ちになる近道は「不動産投資」を成功させる事にあると遅かれ早かれ気付きますが、 学校で不動産に対する教育を受けたわけでも無い普通の人が、生半可な知識で不動産投資をスタートしようとしても失敗する事が殆どです。

なぜかと言うと、そんな素人が簡単に収益を生めるような物件なら、もっと不動産投資の嗅覚に長けた連中が放っておかないからです。

そんな連中よりも早く有益な物件を入手するのは簡単な話ではありませんし、そういう連中が見向きもしないような物件はひと癖もふた癖もあって、 初心者が手を出せるような物件では無い事が殆どです。

そこで、たくさんの初心者から小口の金を集めて、大きな不動産投資をしようと言うコンセプトで生まれたのが不動産投資信託のREIT(リート)です。

REITのファンドマネージャーに金を渡しておけば、勝手に不動産投資をやってくれて金が増える…はずなのですが、 実際にはそうなっていないケースが多々あります。

しかし、その一方で会社自体は地味でありながら、レイ・クロックのマクドナルドと同じように不動産などのロケーションビジネスで 細く長く安定した利益を計上している上場企業が日本にもあります。

なぜ、REITに出来ない事が企業だと出来るのかと言うと、不動産の値上がり益も狙っているREITと比べ、 自社の所有している不動産を安定した賃料で貸し出す事に重点を置くビジネスモデルなら、爆発的な儲けもあり得ない代わりに、毎年の売上は安定するのが普通です。

資金力も知識も経験も無い不動産投資初心者が、いきなり物件を探して交渉して、銀行でローンを組んで不動産投資を始めるのはかなりハードルが高いですが、 不動産投資で儲けている会社の株を買う事は随分簡単です。

自分の名義でローンを組んで購入した不動産物件は、途中で「投資やーめた」と言うのが難しい場合も多いですが、 買った株を売却するのは不動産自体を売る事に比べれば撤退リスクは非常に小さいと言えます。

間違っても、この記事を読んで「マクドナルドの株を買えば良いのね!」などと間違った解釈をされないでくださいね。 あと、いずれにしても自分の詳しい分野の企業に投資すると言う基本は忘れないでください。

株式投資に正解は1つとは限りません。