株を買ってはいけない時期とは?

株を買うタイミングの難しさは誰しも良くご存知だと思います。絶対に株を買ってはいけないタイミングが存在します。高値の時?相場が安定しない時?いいえ、違います。

絶対に株を買ってはいけないタイミングとは、自分が「株を買いたくてたまらなくなった時」株を買いたくなった時に買うと、ショッピングの衝動買いと同様スッキリした満足感を得る事ができます。

しかし、衝動買いした商品と同じように、衝動買いした株が「タンスの肥やし」状態になる事も珍しくありません。(たまにゃラッキーもあるかも知れませんがね…)

株を買う時は、「感情ではなくロジカルに判断する!!!」って事が重要なんですよね。でも問題は感情的になるタイプの人もいれば、冷静に対処できる人もいて、頭ではロジカルでなくちゃと思いながらも感情的になってしまう人が多いと言う事。

そう言う人の場合どうすれば良いか?そもそも株を買いたくなるような行動を控えることが大切ですね。もっとも簡単な方法は、「株価を頻繁に見なきゃ良いんです!」それで良いんです、株価をちょこちょこ見るから欲や期待が湧くんです。

小さな子供の目の前にお菓子を置いていたら、食べたくなって当たり前ですよね。それと同じ理屈なんですよ。実生活の中で「この会社に投資したいな」と思った会社に出会えたら、上場しているか調べてみる。それぐらいで良いと思います。

不況で儲かってる会社へは投資するな!

株式投資初心者の人がやってしまいがちな失敗の1つ、「こんな不況で儲かってるなんて、きっと良い会社に違いない!」と思う事です。実はこれ、間違いです。なぜか?本当に良い会社と言うのは、「景気が良かろうが悪かろうが儲けているからです」

また、不況だから儲ける事が出来ている会社だってあるわけです。そう言う会社は景気が良くなれば、儲からなくなる可能性はありますよね。デフレデフレと叫ばれていた頃に登場した激安ラーメン店とかね…。

バブルの頃に繁盛したエンターテイメント産業とかね、パッと見には勢いがあるように見えるものですが、長くは続かないのです。その時の時代に適したものは、その時代の終わりと共に消えていきます。

常に社会に必要とされる事業、これこそが株式投資において有力な投資先だと言えると思います。これは単に老舗なら良いと言う意味ではありません。なぜなら常に必要とされているのではなく、単にビジネスの寿命が長かっただけの可能性だってあるからです。

会計情報を見て儲かっているかどうかを見ないのは最悪、会計情報を見て儲かっているからと安心するのは二流、って事ですね。

損切りはするな!

あなたは株式投資では損切りが大事だと思っていませんか?もちろん、長く資金を株式に充てるつもりのない、短期間のトレードであれば、損切りは重要だと言うのは当然です。

長期保有が目的であっても投資を決断した前提となる条件が変わった場合には早急に手を打つ必要があるのは言うまでもありません。しかし、そうでは無い場合、「損切りじゃなく、投資する前にもっともっともっと考えろ!!!」と言う事が言いたいワケです。

長期にわたり保有する目的で株を所有し、株価が下がった場合、元々GOサインを出した水準より株価が安くなってる訳ですから、どう考えても損切りではなく買い増しをするのが正しい判断のはずです。

なのに、そこで損切りをしなければならないか?と思うと言う事は、そもそもその会社の株が投資対象として相応しかったのかどうか?と言う部分に疑いを持たざるを得ません。

短期売買ではなく保有を目的としていて、正しい投資対象を見抜く目を持っていれば、損切りではなく「買って買って買いまくれ!」が正しいのです。つまり、その人の持つプランによって、損切りの是非は変わるわけですね。

あなたは「見抜く目」を持っていますか?

下手なナンピン素寒貧

相場の格言で「下手なナンピン素寒貧」と言う有名な言葉があります。この言葉は、下手に難平買いをすると大損する元だと言う事を説いています。しかし、この言葉の「ナンピン素寒貧」の部分だけが強調されて、ナンピン買いは危険なのでやめましょうと言う人が多いです。

この格言は「下手な」と「ナンピン素寒貧」とで構成されていますので、当然の事ながら「下手なナンピン買いは身を滅ぼす」と言う意味です。つまり、上手なナンピンは大丈夫と言う事なんですよね。

ドルコスト平均法と言う有名な方法がありますが、あれもナンピン買いの一種です。下がったら買い増す。最初の投資対象が間違っていなければ、それが正解なのです。なぜなら買った時の株価でも充分魅力がある企業の株が、さらに安くお買い得になったのですから。

「下手なナンピン素寒貧」と言う言葉が本当に意味するのは、「ナンピンは危険だからやめろ」と言う事ではなく、「最初の投資判断が間違っているにも関わらず、損失を認めたくなくて感情的なナンピン買いをしてはいけませんよ」と言う事なのです。

失敗しない株の銘柄の選び方とは?

よくメールを頂く質問があります。「銘柄の選定方法を教えてください」と言う質問です。

私は、私にとって良い銘柄を教える事は可能ですが、それが他の人にとっても良い銘柄だとは限らないのです。そう、株を買う目的、資金量、タイミング、活用している情報源、各々の投資家の条件は均一ではありません。

単純に言えば、短期間に値上がり益を狙う人にとっては、出来高が多く、株価が激しく乱高下する銘柄の方が望ましいはずですし、長期間保有して配当収入を狙いたい人にとっては、できるだけ株価は動かず、あまり注目されない銘柄がベストのはずです。

もっと言えば、同じ銘柄であったとしても、買いから入る人と売りから入る人とでは、全く間逆の条件になるわけです。つまり、あなたが私と同じ条件で無いのなら、銘柄だけを聞いてももしかしたら役には立たないかも知れません。

よく、「買い時の銘柄を配信します」なんてサービスを利用する方が多いですが、その割には儲からない場合はこの条件違いの可能性もあるわけです。配信している人の条件と、配信されている人の条件が一致しなければ、仮に配信している情報が優良だとしても意味がありません。

デイトレードで小銭を稼ぎたい人に、10年間保有するための銘柄を教えても意味がありませんし、10年間保有したい人に、今日株価が頻繁に動いている銘柄を教えても意味がありません。

しかし、自分の条件を理解した上で、「どんな銘柄を選べば良いか」の方法を知れば、他人から聞いた銘柄ではなく、自分自身にとってベストの銘柄に投資する事が出来るようになります。

なぜ、あなたが買うと株は下がるのか?

「なんでここで株価が下がるんだ!おかしいだろ!!!」株をやっていると誰しも一度はこんな思いを経験した事があるのではないでしょうか?

新聞や雑誌などの情報や、ネットなどの評判も悪くなく、どう考えても株価はここが底だと思って株を買った瞬間、株価が下落し始める。好材料だと思えるニュースが出てるのに株価は一向に上がらない。

こういう時って本当にツライですよね。

実は株価を動かす要因の8割は「感情」だと言われています。つまり、会社の業績や新商品の開発や評判なども当然株価を動かす要因の1つなのですが、本当に株価を動かしているのは人間の「欲」と「恐怖」です。

思い出してください。あなたが株を買おうと決意した瞬間、あなたの心には少なからず儲けられそうだと言う欲があったはずです。(これがいけない事と言うわけではありませんよ)

反対に株を売った時、「利益を確定させたい」と言う欲か、もしくは「これ以上損したくない」と言う恐怖の感情があったとはずです。株を買おうと思ったら、誰かが売ってくれなくては買えません。

つまり、 あなたが希望に満ちて株を買った瞬間、誰かが厄介者を処分できてせいせいしている事だってあるのです。あなたが株を売る時の立場で考えてみてください。

「これから値上がりするはずだ!」と思っている株を売ろうとは思わないでしょ?ある人は、もう株価は下がる一方だろうと思って売っていて、それと同時に株価は絶対上がるに違いないと思って同じ株を買おうとする人がいるのです。

あなたが買った株が、あなたの買った瞬間から値下がりを始めても、あなたに株を売った立場の人からしてみれば「当たり前じゃん」と言う現象なのです。つまり、問題は株価の上昇か下降かを予測する能力なのではありません。

要するに、「この株は絶対値上がりするはずだ!」などと考えて、値下がりしたらどうするのか?の対策を全く考えていないことが問題なんですね。株価が上がっても下がってもどっちに転んでも大丈夫なように、ちゃんと策を持っているかどうかがプロとアマチュアの違いです。