新興国への株式投資で失敗しない方法

発展途上国と言うのは投資の対象として大きなチャンスがあります。 なぜかと言うと、読んで字のごとく「まだ発展しきっていないため、発展する余地がある」からです。

普通、日本で誰でも自由に買う事の出来る上場企業の株式と言うのは、 上場している時点で企業としては「成長しきっている」ため、その後の爆発的な成長はあまり見込めない事が多いわけですが、 新興国への投資となると、投資した金額の2倍3倍それ以上の利回りを得られる可能性もあるわけです。

人間と言うのは文明を発達させ続けて来た生き物なので、今後もその傾向は変わらないと思います。 つまり、今は発展途上国と呼ばれているような国であっても、外国からの資本や技術の流入によって、 いずれはそれなりの水準の経済に到達すると考える方が自然です。

しかし、ながら過去の様々な国の株価を見ていると、常に株価は右肩上がりの上昇カーブを描くだけではありません。 株価が上がると言う事は「株を買いたい人が、株を売りたい人より多い」から金額が上がるわけです。(オークションの競りと理屈は同じです)

考えてみればわかるのですが、まだ株価が上昇する前に投資をしていた人達と言うのは、どこかのタイミングで利益を確定させるために手持ちの株を売ります。 そして売りたい量が買いたい量を上回ると株価は下がりはじめます。

せっかく勢いのある新興国に投資したのに失敗してしまう人の多くは、右肩上がりの状態がいつまでも続くと思ってボケーとしているから失敗してしまうわけですね。 要は目の付け所は良かったのですが、それでもタイミング次第で投資の成否は変わって来るのです。

そもそも、その国の何を知っているのか?

私はいつも不思議に思うのですが、外国の株式などに投資をする人は沢山いますが、 一体その人達のどれぐらいのパーセンテージの人が、その国について詳しく知っているのだろうか?と言う事です。

例えば、あなたがお金を誰かに貸す時に、どこの誰かも知らないし遠い外国に住んでいる人に金を貸すでしょうか? まず貸さないと思います。しかし、人に金を貸して元金(と利息)が無事に手元に返って来るのと、 投資をした金の元本(と利益)が無事に手元に返って来るのと、何が違うと言うのでしょうか。

どうして人に金を貸す時は貸さないような相手に、投資ならGOサインを出してしまうのでしょうか。 私はそれがわかりません。

間に証券会社が入っているから安心してしまうのでしょうか? しかし、証券会社はあなたの投資金の元本を保証してはくれません。

大して詳しくもない、行った事もない、好きでもなければ興味も無い、そんな国になぜ投資するのでしょうか。 儲かると思ったからでしょうか?儲かれば何でも良いのでしょうか?

日本に古くから伝わる昔話には、たいてい欲を出した者は目論見が失敗に終わるようになっています。 あれは単なる道徳の話だけではなく、実際に投資の世界に限らず、物事に欲を出して失敗する人が多数いる事をわかりやすく我々子孫に伝えてくれた先人の知恵です。

投資を行う根本の部分に「この事業の志に心底共感して、是非支援したいから投資しよう!」と言う気持ちや、 「この国の持つ、こういう所が素晴らしい、彼らの事業が是非上手く行くよう出資金と言う形で支援してあげよう!」と言う気持ちがスッポリと抜け落ちて、 なんだか儲かるって聞いたからやってみよう…では、投資家としては二流三流と言われても仕方がありません。

それに、どれだけ自分が素晴らしいと感じた事業や国であったとしても、 投資から撤退するタイミング1つで損益の収支は大きく変わって来ます。

株価と言うのは実際の経済の状態だけでなく、人間の感情も反映されて変化するものですから、 人間の感情に基づく株価の変化について学んでいるかどうかで投資の成否は大きく違って来るのです。

日本株と海外株に分散投資するなんて時代遅れで意味無いですよ

この21世紀に前時代的な投資法を一生懸命信じていても報われません。その代表的な投資法が「良い株を見定めて値上がりを待つ」のと「日本株と海外株に分散投資しておく」事です。

そりゃ昔は良かったんですよ、日本の企業の仕事がほぼ国内だけで完結してた時代は、地球の裏側は不況でも日本国内は好景気だったりしても不思議はありませんし、日本が戦後復旧してくる過程では海外と日本の景気動向はイコールでは無かったわけです。

ところが今は自動車一台作るにしても、その部品の数々はいくつもの外国で造られていたり、その組み上げた製品である自動車を買ってくれるお客様がそもそも海外の人や企業だったりするわけで、要するに海外の景気が悪くなれば日本も不況になるよう連動してるわけですよ。

うちの会社は国内のお客さんオンリーだけど?という会社でも、その得意先の会社のお客さん、そしてその先のお客さん…と辿って行けば、日本国内だけにとどまってるわけがありません。

分散させとかないと日本が破綻したらどうするんだ!とか思う人は、株券なんかより世界中どこでも威力を発揮する金(きん)の現物でも持ってた方がよほど資産の保全には役に立ちます。

勘違いしてはいけないのは、国内と海外の両方に投資をする事がいけないのではなく、安全策だと思って国内と海外に分散させてるのが危険な考え方だという事です。

国内にも海外にも有望な投資先を見つけて両方に投資したいのなら、それはそれでOKです。そうではなくて日本が不況になって株価が下がっても、海外の株が上がればチャラだな…みたいな見通しなら、甘い甘い、今は国内外両方同時に株価落ちますよって話なんですよ。

それと、良い株を見定めて買い、値上がりを待つのも昔は良かったんですよ。投資家同士の情報格差が大きかったですからね。例えばカリフォルニアで起きた出来事をニューヨークにいる人が知るまでにはそれなりに時間がかかったわけです。

日本でも東京で流行ったものが大阪に伝わるまでにはタイムラグがありました。情報の流れも物流も遅かったからです。なので昔は遠隔地にいる情報提供者から電信機のモールス信号でトトンツーツーと教えてもらって、自分だけ株を先に仕込んでおく事だって出来たでしょう。

今はインターネットで一瞬で世界中を情報は駆けまわります。流行だってツイッターやインスタグラムで一瞬で日本全国隅々まで伝わってしまうわけですよ。

そんな時代に「自分だけが情報格差を利用して皆が気付く前にこっそり優良株を仕込んでおこう…」なんて投資法が通用すると思ってる方がおかしいと思いませんか。

だから昔は上手く行った方法だからと言って、今の時代にも上手く行くとは限らないって事です。

ツイッター社やグーグル社などのアメリカ株の買い方

つい先日グーグルやウォルト・ディズニーと言ったアメリカの巨大企業が、ツイッター社を買収するとか何とかとニュースが騒がしくなりましたよね。

まあ結局その話は全部流れちゃったみたいなんですが、日本にも大きな企業はたくさんありますが、ツイッター社、グーグル社、フェイスブック社、Amazon社など、アメリカのIT巨大企業はまだまだ大きくなっていきそうです。

さて、そんなアメリカの企業に投資したいなぁ…と思った場合、日本からではどんな方法があるのでしょうか?実は普通に日本国内からでも海外の株を買う事ができます。

注意して欲しいのは2点で、1つはアメリカの株式には日本のようなストップ高やストップ安がありません。たった1日でも日本では考えられないほどの値動きが発生する可能性があります。

あとアメリカの証券取引所は日本時間の23:30から6:00まで稼働しているので、普通の生活を送っていればなかなかリアルタイムの値動きを対象にした投資はしづらいです。