株価の上がる時期と下がる時期は理由を考えればわかる

今回は株価の上がる時期と下がる時期は、その変動の理由を考えればわかるよという話をしたいと思います。例えば株を買って値上がりを待つような場合、誰しもサッサと株価が上がってくれた方が嬉しいわけです。

そもそも、なぜ株価が上がるのか?という理由ですが、これは妖怪ウォッチなどの一時的な流行商品の販売価格を例にするとわかりやすいです。

要するに株価も需要と供給のバランスによって株価が決まりますから、欲しい人が多ければ株価は上がるし、欲しい人が少なければ株価は下がります。

人が株式投資を行おうとする参入タイミングには大きく分けて2つのパターンがあるのでは無いでしょうか、1つは自分が将来有望だと感じた銘柄の株を、その内値上がりするだろう、今が買い時だと判断したタイミング。

そして、もう1つは「お金が入って来た」タイミングです。これはどういう事かと言うと、株式投資をする人には3つの投資パターンがあって、毎月同じ程度の金額をコツコツ積み立てるように投資する人、もう1つはすでにかなりまとまった資金があって、それを運用したい人。

そして3つ目はボーナスなどのまとまった収入があった時に、無駄遣いや利息の少ない銀行預金よりは、株式投資でアクティブに運用したいと考える人です。

株式市場というのは資金が「株式市場の外」から市場に入って来る事によって全体的に株価が上昇するようになっています。なぜかと言うと最初に言ったように株を買いたいという人が増えている訳ですから、当然株の需要が増えているので株価は上がります。

もちろん、個別の銘柄単位で見れば、市場に資金が流入しているにも関わらず株価が下がるケースはいくらでもありますが、全体的に見ればそういう資金が株式市場に流れ込む少し前の時期が「絶好の仕込み時」とも言えるわけですね。

一般的に夏は株価が上昇しやすいと言われていますが、公務員の賞与が通常は6月で、一般企業の賞与が通常は7月に支給される事が多いので、そこから必要な物や大きな買い物でも無ければ「株でも買って増やしてやろうか」と考える人も現れます。

同じく賞与の支給される事が多い12月はどうかと言うと、6月7月と比べて年末年始は何かと出費がかさむ時期です。忘年会・クリスマス・正月年越しに新年 会・成人式に年末年始に海外旅行に行く人も多いでしょうし、どちらかと言うと冬の賞与は株式投資に使われづらい、下手をすると出費を賄うために株を売る人 すらいるかも知れません。

もちろん、必ず夏は株価が上がる訳でも無いし、冬は株価が絶対下がる訳でもありません。ただ、世の中にはそういう行動パターンを持った人がいるって事は頭に入れておいて損は無いですよ。という話でした。

NISAは得なのか損なのか?

今回はNISA(少額投資非課税制度)について、得なのか損なのかと言う話をしたいと思います。 結論から言うと損と言うか「得する人はかなり限られる」と言うのが正確な表現なのでは無いかと私は考えています。

そもそもですね、国が国民(特に平凡な一般市民)の役に立つ制度を積極的に行うわけがなく、 お得そうに見える話は大体得する人が限られているか、他の大きな損する制度の目くらましかの場合が多いんですよね。

低所得の世帯にお金をばらまく制度だって、消費税をアップする時に「貧しい人が苦しくなる」と言う反論を封じ込めるだけの役割でしかありません。

つまりNISAも「わーい、税金が免除されるぞー」と手放しで喜んで利用するよりも、まずは一旦「何か裏があるんじゃないの?」と疑ってかかった方が良いと思います。

NISAの制度を利用して株式投資の利益にかかる税金を免除しようと思ったら、NISA専用の口座を開設してNISA専用の口座で投資をしなければなりません。

ところがNISAはNISA専用口座以外の口座との損益通算が出来ないばかりか、NISA口座内でも損益通算が出来ないと言う事です。

つまり、50万円でA社の株を買い、もう50万円でB社の株を買い、A社は株価が0になり、B社の株価が倍になったと仮定します。 すると、普通なら50万円の利益と50万円の損失を相殺して損益無しのはずが、NISAだと50万円の利益が出ていると見なされるわけですよ。

はっきり言って、こんなアホな制度だれが利用するのか?と思ってしまうほどです。

本当に「国民のため、一般市民のための制度」なのであれば、どう考えてもこんなややこしい非課税制度ではなく、消費税を5%に戻せば済む話です。 要は「あまりわかっていない人」から金を引き出しやすい口実を作るための策だと言う事ですよ。

もちろん条件が自分の投資スタイルに合っている人は最大限利用すれば良いと思いますがね。

株で生計を立てる方法

株式投資だけで生計を立てる方法について話したいと思います。 世の中には株の収益だけで生計を立てている人は沢山います。イメージ的には巨額の金を動かしている印象を抱きがちですが、 コツコツと売買益で食ってる人もいれば、一流企業の大株主で配当だけで高額所得になるような人もいます。

株で生計を立てて行きたいと考える人がやってしまいがちな失敗があって、自分の身の丈に合わない方法だったり、 金持ちでは無いのに金持ちの人の真似をしようとしてしまうとダメなんです。

例えば、先程言ったようにコツコツと株式トレードを繰り返す、いわゆるデイトレーダーとして生きて行こうと思ったら、 株価のチェックが面倒に感じるような性格の人では、苦痛で苦痛でやっていけないですよね。

また、自分の資金量が少ないのに、大口の投資家のように「株を1つ見極めて、長期保有する」なんて悠長な事を言っていては、 日々の家賃や食費はどうするんだと言う話になります。

自分に合った方法をとらないと、いくらその手法が理論的に理に適ったものであったとしても、 苦痛を感じたり、資金繰りに詰まったりして、結局失敗しちゃうって事なんですよ。

他にも「資金10万円で毎月30万円儲けたいです」みたいな、ちょっと現実的とは言い難い願望を抱く人もいますが、 自分自身にそれを成し遂げるだけの策があるのかどうか、もう一度冷静になって考えてみる必要があります。

他にも自動投資ソフトのような物を使って利益を出して、その収益で生計を立てようと考えるのも危険です。

昔からカーブフィッティングと言って、過去のバックテストでは優秀な投資成績を上げているように見えるソフトを作る手法があり、 ソフトが開発されて以降の投資成績は振るわないなんて話は業界内に掃いて捨てるほど耳にします。

それに、投資ソフトの内部でどのようなアルゴリズムに従って投資しているのかが利用者にはわからないのが普通ですから、 時代が変わり投資ソフトが通用しなくなった場合に、一時的なスランプなのか使い物にならなくなったのかの判断が利用者には出来ないわけです。

そんな理由で、株で生計を立てるには「株で継続して利益を出し続ける知識」と「その知識と自分の環境にマッチした現実的なプラン」が必要不可欠なんですよね。

そして、株で継続して利益を出し続ける方法と一言で言っても、実にその方法はバラエティに富んでいて、 人によっては損切りをしろと言ったり、損切りをするなと言ったり、分散投資しろと言ったり集中投資しろと言ったり矛盾している事も多く、 株式投資初心者の人は一体何を信じれば良いのかわからなくなります。

しかし、考え方や教えに矛盾があっても、それはどちらも間違ってはいない場合が多いんです。

投資のやり方は個人個人によって様々なタイプがあり、その人の性格や求める結果に応じて適切な方法をチョイスして行かなければなりません。 どこの会社の株を買うかを考える前に、自分に適した投資の方法を理解する事が重要なんですよね。

その為には、世の中にはどんなタイプの投資法があるのかを学ぶ必要があります。 その中で自分が正しいと感じるもの、ストレスを感じないもの、適切だと思えるものをチョイスしていけば良いんですね。

学校のテスト問題と違って、正解は1つではありません。